職業訓練中のアルバイトのルール!損しない働き方は?

失業手当・不正受給

意外に知られていないのですが、失業保険をもらっている間もアルバイトは可能です。

それは、職業訓練中であっても同様です。

アルバイト等で収入を得ると、金額によっては手当が減額不支給、さらには就職したとみなされ支給終了になってしまうので注意が必要です。

今回は、職業訓練中のアルバイトについてお話します。

働き方のポイント

アルバイトの扱いには以下のポイントがあります。

働きすぎは就職とみなされる

週の所定労働時間が20時間以上、かつ、週の就労日が4日以上になると就職したとみなされ、手当は支給終了となってしまいます。

なので、これらの時間・日にちを超えないように働くことが前提となります。

働いた分だけ支給額が減る

そもそも失業手当は、失業中に生活を心配せずに仕事探しに専念し、早期の再就職をサポートする制度です。

だからアルバイト等で働いた時間や収入によっては、失業手当が減額になったり、不支給になる場合もあります。

4時間基準

失業手当をもらっている間は、働いた日についてすべて失業認定申告書に記入して申告しなくてはなりません。

この時にポイントとなるのが、1日の勤務時間です。
働いた時間が4時間以上4時間未満かによって、失業保険の支給額が大きく変わってくるのです。

損しない働き方は?

職業訓練中のアルバイト

ここまで、職業訓練中の働く場合のルールについてみてきましたが、具体的にどのような働き方だったら損にならないのでしょうか?

損をしない方法は大きく2つあります。

働き方① 4時間以上働く

1日の労働時間が4時間以上になると、その日の失業手当は全額が不支給となります。一見、損をするように感じますよね。

ココがポイント!

働いた日数分の失業手当はその時点では不支給となりますが、支給は繰り延べ(後回し)になり、後々には全額が支給されます。

だから失業手当を受給中に就職せず、期間満了までもらう場合は損とはなりません。

しかし受給中に就職すると、繰り延べになった分は受け取ることができないので損となります。

就職のタイミングによって、損をするかどうかが変わります。

働き方② 1日の収入を低くする

労働時間が4時間未満の場合は、1日当たりの収入に応じて、失業手当は全額支給・一部支給・不支給と変わります。

損をしないためには、手当が全額支給となる働き方をする必要があります。

収入と失業手当の金額の関係

全額支給
1日当たりの収入―1,287円+基本手当≦賃金日額✕80%

減額支給
1日当たりの収入―1,287円+基本手当>賃金日額✕80%(金額が賃金日額の80%を超えた分だけ失業手当が減額される)

不支給
1日当たりの収入―1,287円>賃金日額✕80%

(※1)基本手当とは、1日当たりの失業手当のことです。
(※2)賃金日額は、過去6ヶ月の賃金の日平均です。離職前の6ヶ月の賃金の合計額を180で割った金額です。
(※3)1,287円は控除額で、毎年金額が変わります。

ややこしい計算式が出てきましたが、簡単に言うと収入が多くなると失業手当は減額となり、一定の金額を超えると不支給となります。

結局どうすればいいの?

損しないような働き方は、失業手当が全額支給になるように1日あたりの収入を低くすることです。

1日あたりの収入を全額支給となる金額にとどめておけば、アルバイトしながら失業手当をもらうことができます。

と言っても、基本手当や賃金日額は人によって異なります。
参考までにわたしの場合は、賃金日額が約9,000円、基本手当が約5,500円でした。上の計算式に当てはめると、1日当たりの収入が約3,000円までであれば、失業手当は減額されません。

金額はハローワークで計算して教えてくれるので、アルバイトなどをする場合は事前に確認しましょう。


職業訓練との両立は難しい

訓練中は、勉強や就活などで意外と忙しい日々を送ります。資格の取得を目指すのであればなおさらです。

アルバイトに時間が取られて勉強がおろそかになっては、せっかく訓練を受ける意味がありませんよね。

単発のアルバイト程度であれば無理なく働けますが、ある程度の収入を継続的に得るのは現実には難しいでしょう。

まとめ

このように失業手当を受けている間は、アルバイトなどで収入を得ると給付が制限されてしまいます。

減額または不支給になってしまうことを考えると、なかなか失業手当としてもらっている金額以上に稼ぐことは難しいといえます。

とくに職業訓練中は、勉強や資格取得のために時間を割くことが多くなるので、思ったほど時間は取れません。

もし失業手当をもらっていて、もっと稼ぎたいと考えるなら、就職活動に専念して早く就職するのが一番の近道かもしれません。

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