【愛知県】6ヶ月の企業実習付き職業訓練を大解説!

訓練コース・選び方

これまで自身の経験から、3ヶ月の職業訓練を中心にお話してきました。愛知県が実施する職業訓練の中には、6ヶ月間の長期コースもあります。

では、6ヶ月の訓練では何が学べるのでしょうか?また、3ヶ月の短期コースとの違いは何でしょうか?

今回は、6ヶ月の企業実習付き職業訓練についてお話します。

座学と企業実習の二本立て

企業実習付き職業訓練の正式名称は、委託型デュアルシステム訓練といいます。

デュアルとは”二重の”という意味です。つまり、民間の教育機関に委託しておこなわれる座学訓練に加えて、企業などでの職場実習もおこなう二本立てのカリキュラムで構成されます。

早期就職を希望している方が対象

職業訓練ですので、早期の就職を希望していることが前提となります。具体的には、訓練修了から3ヶ月以内の早期就職を希望している方が対象です。

このため訓練の修了から3ヶ月後までは、就職状況を把握する調査があります。


訓練数が少ない

3ヶ月の訓練に比べて、訓練数がかなり少ないです。例えば、過去に名古屋で開校された職業訓練をみてみると、3ヶ月の訓練が15コースあるのに対し、6ヶ月の訓練はわずか3コースです。

コースの種類が少ないため、自分の希望している訓練がない可能性もあります。


どんなコースがあるの?

過去に開校した全3コースを例にみてみましょう。

✔初歩から学ぶパソコン・簿記事務科
✔Webアプリ科
✔Webマーケティングデザイナー科

過去の訓練をみても、ほとんどの訓練が事務職・Webプログラマー・Webデザイナーなどの職務を想定した内容となっています。人気のある医療事務や介護は、6ヶ月のコースはありませんでした。


企業実習は1〜2ヶ月

企業などでの職場実習の期間は、1〜2ヶ月くらいです。訓練コースによって異なりますが、それほど長いわけではありません。

座学で学んだことをどのように仕事に結び付けられるか、実際の企業で体験できるのはうれしいですね。

残り4〜5ヶ月は座学

残りの期間は座学就職支援の時間です。3ヶ月コースと比較すると、就職支援の時間数はあまり変わらないので、実質的には座学の時間が長くなっています。

実際にわたしが受けた3ヶ月の訓練では、3ヶ月では足りないと感じるほど、多くの事柄を速いスピードで学びました。時間が足りないと感じていたのはわたしだけではありません。

そのため実習付きとはいえ6ヶ月コースでは、ゆとりを持ってしっかりと学べるのではないかと思います。

卒業3年以内が優先

3ヶ月コースの選考と同じように、筆記試験面接があります。さらに合格者が募集定員を超えた場合は、抽選がおこなわれます。

6ヶ月コースでは定員オーバーの場合に、学校を卒業して3年以内の方が優先的に合格となるので注意してください。


保険料も自己負担

先回、テキスト代が自己負担だというお話をしましたが、6ヶ月コースでは保険料も自己負担になります。

6ヶ月コースでは企業実習があるため、職業訓練生総合保険(災害傷害保険と賠償責任補償特約)に加入が必要となります。

保険料は6ヶ月で4,800円なので、テキスト代と合わせて20,000円近くは自己負担になります。

ちなみに、職場実習の期間は労働者災害補償保険の特別加入の対象となります。この保険については、自己負担はありません。


失業手当が延長される?!

失業手当の給付日数は、雇用保険の加入期間・年齢・離職の理由により、90日〜330日の間で決定されます。

例えば、加入期間が10年未満で自己都合で会社を辞めた場合は、給付日数はもっとも少ない90日(約3ヶ月)となります。この条件に該当する方はかなり多いでしょう。

職業訓練中は給付が延長されるため、給付日数が90日の方でも6ヶ月に延長されることになります。

託児サービスはない

今回ご紹介した6ヶ月のコースには託児サービスは付いていません。

そのため小さなお子さんをお持ちの方は、誰か預かってくれる状況でないと6ヶ月コースの受講は難しくなります。


3ヶ月コースと6ヶ月コース、どちらがいいの?

もしわたしが職業訓練に応募する時期に6ヶ月コースの募集があれば、間違いなく応募していました。

しかし、3ヶ月の訓練を経験した今では、3ヶ月コースを選んで正解だったと思います。

3ヶ月で十分

3ヶ月間の訓練の中で、新しい仕事に就くために必要なことはきちんと学べましたし、短期間だからこそ勉強も就活も集中して頑張ることができました。

また、6ヶ月コースに通うと離職期間が長くなるため、就職には不利になる可能性があります。

20代の未経験者にはおすすめ

しかし、未経験の職種にチャレンジしたい方や20代の方にはおすすめです。
訓練を通じて職場体験ができるので、実際に就職したときのイメージとのギャップをなくすことができます。
自分に合う仕事を探すのには、良い機会であるといえます。

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