職業訓練が早期就職に向かない4つのワケ

就職活動

職業訓練は、修了から3ヶ月以内の早期就職を支援するためにあるものです。

しかし職業訓練は、「できるだけ早く就職したい」と考えている人にはオススメできません。

今回は、職業訓練が早期就職に不向きな4つの理由についてお話します。

約1割は途中退校

職業訓練に通うからには、まずは資格を取ったり勉強に集中したいと考える人が多数を占めます。わたしもその1人でした。

ところが中には、すぐにでも就職したいと考える人もいます。

わたしが受講した訓練コースの過去2年分のデータをみても、訓練中に就職が決まって途中退校する人は、毎回1割ほどいます。

現にわたしのクラスメイトでも、早くに就職を決めた人が2名いました。訓練が始まって数日で退校した人が1名、もう1名は1ヶ月で退校しました。

しかし、このようにすぐにでも就職したいと考える場合には、職業訓練はオススメできません。その理由をみていきましょう。


理由① 就活と職業訓練の両立が難しい

職業訓練と就活の両立は難しい

訓練校からは、勉強と並行して就職活動をおこなうよう指導があります。しかし、現実にはこれらの両立は簡単なことではありません。

活動の時間帯がカブる

訓練は、平日の朝から夕方まであります。

多くの企業は土日休みなので、面接などの採用試験も平日におこなわれることが多いですよね。

もちろん面接などは、訓練を欠席する正当な理由として認められますが、採用試験の度に授業を休むことになってしまいます。

授業のスピードが速い

職業訓練では、短い期間にカリキュラムがギュッと詰め込まれています。
また1日中、同じ科目をおこなうので、1日でかなりの範囲を進んでしまいます。

このため、休んだことで授業に着いて行けなくなることも十分考えられます。

クラスメイトの中に、訓練がスタートして1週間のタイミングで、面接のため授業を欠席した人がいました。ちょうど授業では基礎の要となる部分を教わっていたので、休んだせいで勉強が分からなくなってしまったと嘆いていました。

これではせっかく訓練に通う意味ありません。

とくに資格の取得を考えている人は、1日休んだだけでもその後の勉強に支障が出る恐れがあります。勉強が軌道にのるまでは、本格的な就活は避けたほうが良いでしょう。

理由② 就活のサポートがない

就職支援のカリキュラムは、どの訓練コースでも組み込まれています。

しかしこの就職支援の授業は、3ヶ月間かけて実施されるものです。そのためすぐに就職したい人が、訓練の初期に就活関係で得られるメリットはほとんどありません。


理由③ 申込や選考に日にちがかかる

職業訓練は申し込んですぐにスタートできるものではありません。実際には申し込みから訓練の開始までに、最短でも1ヶ月はかかります。

その間には、ハローワークでの手続き・訓練施設での説明会・選考(適性検査)などがあり、意外と手間がかかります。
訓練が始まるまでの手間や期間を考えると、その時間を就活に割くほうが効率が良いといえます。

理由④ テキスト代がもったいない

職業訓練の初日には、訓練で使うすべてのテキストを購入します。

もちろんコースによって金額は異なりますが、平均で1万円~1万5千円かかります。

わたしは全部で10数冊のテキスト代として1万5千円を支払いました。

就職が決まってからも勉強を続けるなら問題ありませんが、おそらくその状況で独学を続ける人は少ないでしょう。


唯一のメリット?!

できるだけ早く就職したい人が職業訓練に通う唯一のメリットといえば、3ヶ月の給付制限が解除されることくらいです。

一般的な自己都合による退職では、失業保険はすぐには支給されずさん3ヶ月間待たなくてはなりません。

しかしその期間中に職業訓練がスタートすれば、その時点で給付が開始されます。


まとめ

実際に早く就職を決めたクラスメイトの2人を見ても、授業は休みがちで勉強に本腰を入れられず、傍目には訓練を受けた意味がなかった印象です。

職業訓練に数日~数週間だけ通っただけで成果として得られるものは少ないです。また、訓練に通っていること自体が就職に有利に働くことはありません。

だからすぐにでも就職を希望している方は、就活に専念するのが一番ムダがなく、就職への近道になると言えます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました