職業訓練でパソコンを学びたい人へ!失敗しないための3つの注意点

訓練コース・選び方

事務職に限らず、販売、営業など、職種を問わずパソコンを使用する業務は多々あります。

苦手意識のある人も、もっとスキルを磨きたい人も、転職を機に職業訓練で学びたいと考える人は多いです。

わたしが訓練に通っていた同時期の募集では、パソコン操作をカリキュラムに含む訓練コースは、全体のうち約4割ありました。パソコンの需要の高さがうかがえますね。

しかし、ひと口にパソコンを学びたいと言っても、訓練の内容は様々です。

今回は、パソコンを学びたい人がコース選びで注意しなければならないポイントを3つお話します。

注意点① 専門コースか?付随型コースか?

職業訓練のパソコンの授業

まずはパソコンに関する職業訓練をタイプ別に見ていきましょう。

パソコンを学べる職業訓練は、大きく分けて以下の2つのタイプがあります。

✔パソコンの授業がメインのパソコン専門コース
✔メインの科目が別にあり、プラスαでパソコンの授業がある付随型コース

後者の付随型コースとは、例えば総務・人事・経理に関する授業が主体で、補足的にパソコンの授業があるコースのことです。わたしはこのタイプのコースに通っていました。

パソコンもその他の科目も学べる付随型コースは、一見するとお得に感じますよね。しかしパソコンをきちんと学びたいと考える人には、おすすめできません

その理由を2つお話します。

理由① 時間数が足りない

3ヶ月は長いと思いますか?それとも短いと思いますか?

何かを勉強しようと思ったとき、3ヶ月は思ったほど長くありません。限られた時間の中で、メインの科目がパソコンではない付随型コースの場合、パソコンに割く時間は限られてしまいます。

その中で、Word・Excel・PowerPointなどの授業をするにも、本格的に学ぶには時間数が足りません。

理由② レベルが合わない可能性

実際にわたしのクラスでも、パソコンをほとんど触ったことのない人から、仕事で使いこなしてした人までさまざまなスキルの人がいました。

付随型コースの場合、訓練生はパソコンを第一の目的でコース選びをしたわけではありません。そのため、もともとのパソコンスキルが人によってまったく違います。

これの何が問題かと言うと、授業のレベルが自分に合わない可能性があるのです。
担当講師も、差があり過ぎてどこに照準を合わせたらいいか困っていたほどです。

時間数が少ないせいで、授業のスピードが速くなってしまいます。

すると初級レベルの人は授業に着いていくのが大変です。反対に、そこまで高度な内容ではないため、仕事で使いこなしていた人には授業を受けるメリットがほとんどないという、あまり意味の無い授業になっていました。


注意点② 目的をハッキリさせること

次に学ぶ内容を絞り込みましょう。

あなたはパソコンを学んでどんな職種に就きたいですか?また、どのように仕事に活かしたいですか?

訓練内容はコースによってさまざま

「パソコンを学びたい!」と言っても、その内容はさまざまです。

主な内容としては、以下のものがあります。

・Word(ワード)
・Excel(エクセル)
・PowerPoint(パワーポイント)
・Access(アクセス)
・Photoshop(フォトショップ)
・HTMLを使用したホームページ作成 など

WordやExcelを重点的にやる訓練コースもあれば、上記の内容の全般を学べるコースもあり、カリキュラムは訓練によってまったく異なります。

幅広く学ぶか狙いを定めるか

例えば、WordやExcelは仕事で使うことが多いかもしれませんが、Accessやホームページ作成は必要ない人もいますよね。

どちらが良い悪いということでなく、自分が何を学びたいかを基準に考えましょう。

パソコンが初級レベルの人は、よく使うWordやExcelに絞って勉強するのが良いかもしれません。

中級レベルの人は、狙いを定めてよりスキルを磨くという考え方もありますし、色んなことを学んで幅を広げるのも1つの方法です。

パソコンを習得して、どのように就職につなげるか、またどのように仕事に活かすか、目的をハッキリさせましょう。

注意点③ レベルを明確にすること

自分のレベルを明確にする

学ぶ内容が定まったら、次は目標レベルを設定します。

自分のレベルを把握する

何ができて何ができないのか、自分のレベルを把握することが大切です。

例えば初級レベルのコースでは、マウス・キーボード操作、インターネット、メール送受信などの初歩から学べるカリキュラムがあります。このような基本操作は、仕事で使いこなしていた人には必要ないでしょう。

しかし初心者が基本操作を飛ばしてしまうと、授業に着いていくのが大変になるかもしれません。

まずは、自分のレベルを知ることがコース選びの第一歩です。

目標レベルを設定する

3ヶ月ではパソコンのすべてマスターすることは不可能です。限られた時間の中で、自分がどのレベルを目指すのかを明確にしましょう。

例えばMOS(Microsoft Office Specialist)などの資格は1つの指標になります。

または、資格にこだわらず実務で使いこなすことを目標としている人も多いでしょう。仕事にはどのレベルのスキルが必要なのか、目標レベルを具体的に設定することが大切です。

説明会の活用

職業訓練の募集案内には、授業内容や時間数などが細かく載っているほか、レベルについても書かれています。

しかしパソコンをあまり触ったことがない人の場合、読んでもピンと来ないですよね。
そんなときは、ハローワークの職員に相談したり、職業訓練校が実施する説明会に参加することをおすすめします。

コース選びを失敗すると3ヶ月がムダになってしまうため、慎重に選んでくださいね。

まとめ

ひと口にパソコンを勉強すると言っても、その内容は多岐にわたります。さまざまな訓練があるので、コース選びが難しいかもしれません。

3ヶ月の短期間で、あれもこれも勉強することは不可能です。

自分が何を学びたいか、どのようなスキルを求めるのかハッキリさせたうえで、その訓練コースで実現できるのかしっかり吟味しましょう。

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