卒業には条件がある!職業訓練の修了認定とは?

訓練生活・授業

職業訓練に通った人は、誰でも無条件に卒業できる訳ではありません。

簡単に言うと、真面目に訓練に通って勉強することが求められる訳ですが、そこには明確な条件があります。この条件をクリアできなければ修了を待たずに退校ということです。

今回は職業訓練の修了認定についてお話します。

条件① 8割以上の出席

職業訓練の卒業の条件は大きく分けて次の2つがあります。

1つ目の条件は、出席率です。

授業は学科と実技に分かれる

職業訓練の授業は「学科」「実技」の科目に分かれていて、それぞれ訓練時間の8割以上を受講しないと、卒業できません。

例えば、学科の科目をすべて出席していたとしても、実技の出席時間が8割を切った時点で修了の見込みがないと判断され、訓練は打ち切りとなります。

欠席だけでなく、遅刻や早退もカウントの対象となりますので注意が必要です。

どちらに属するか要チェック

学科は座学、実技は演習や実習をイメージする人が多いと思いますが、実際は当てはまりません。

わたしの受講していた訓練では、座学に比べて実習・演習の時間数は圧倒的に少なく、このような偏りはどの訓練コースでもあり得ることです。

実技の時間数が少ないことで何が問題になるかというと、休んだ時の影響がそれだけ大きくなってしまうということです。

分母となる時間数が少ないと、2、3日休んだだけで出席率が8割を切ってしまうこともあり得ます。そこで座学の科目を実技に振り分けることで、休んだ時の影響を少なくする訓練校側の配慮があります。

そのため「○○実習」という名前だから…というアバウトな理由ではなく、その科目が学科と実技のどちらに属するか、きちんと把握して計算しなくてはなりません。


自己管理が基本

職業訓練中の出欠管理は自己責任

基本的に時間の管理は自分で行います。

当然ながら、訓練校はいちいち「あと○日休んでも大丈夫だよ!」などと教えてはくれません。そもそもすべての授業を出席することが前提です。

わたしのクラスメイトでは、就活に力を入れている人や、子供の都合で度々休む人は何名かいました。

実際には、あまりに休みが多いと訓練校から注意を受けるとは思いますが、日頃から8割を下回らないように自分で管理しておく必要があります。

予想外の事態も?!

うまく8割以上になるように計画していても、自分の意思とは関係なく訓練を休まざるを得ない状況になることもあります。

例えば、夏から秋にかけては台風により休校になる可能性がありますし、冬にはインフルエンザで休まなくてはならないかもしれません。その他、交通機関の乱れや忌引きも考えられることです。

欠席の理由は関係ありません。このような思わぬ理由で欠席・遅刻・早退した場合でも、8割を下回ればその時点でアウトです。

訓練を休みがちな人は、それも見越して余裕を持っておくことが大切です。

条件② 修了試験に合格

職業訓練の修了試験

8割以上の出席に加え、修了試験にクリアすることも条件です。

すべての科目で試験がある

修了試験というと、最終日に1日だけ行われる訓練の集大成のような試験を想像する方もいるでしょう。

しかし、修了試験はそれぞれの科目で行われるため、わたしの訓練コースでは全部で8科目、合計8回の試験がありました。
それぞれの授業の最終日にあるので、最後の時期は試験ばかり受けていた印象です。

講師のオリジナル問題

試験問題は、それぞれの講師が作成します。
つまり、試験内容や難易度、合格ラインはすべて講師に委ねられます。

補習もある?!

試験に合格できなければ、授業後に講師による補習があるとの話でしたが、実際にわたしのクラスメイトで補習にまでなってしまった訓練生はいませんでした。

修了試験は訓練を受講した確認のための試験であって、不合格者を出すためのものではありません。どの科目もまじめに授業に出て人並みに勉強していればクリアできるレベルには設定されていたので、そこまで気にしなくても大丈夫だと思います。

まとめ

最後には試験があるため、失業手当が目当てで訓練に通う人でもある程度授業内容を理解しておくことが求められます。とはいえわたしのクラスメイトでは、試験に通らず訓練を卒業できなかった人はいなかったので、そこまで心配するほどではないでしょう。

出欠については、家庭の都合で何日も休み、出席率が8割を下回ってしまった人が1名いました。

出席率が8、9割では授業に着いていけないことも十分にあり得ます。さらに途中退校になってしまっては、せっかく通った訓練も中途半端な状態で終わってしまいます。

もし目的を持って訓練に通うのであれば、なるべく出席することをおすすめします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました