日商簿記2級?3級?併願受験をしてはいけない5つの理由

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    日商簿記は年間60万人が受験し、企業からの需要も高い人気の資格です。一般的に経理などの事務レベルで必要なのは、2級または3級とされています。


    確実に合格したいと思えば、申し込みの時点で2級と3級の併願受験が視野に入ってくる人も少なくないでしょう。

     

    しかし、わたしは併願受験をおすすめしません。

     

    今回は、簿記2級と3級を併願受験してはいけない5つの理由についてお話しします。


     

     

    併願受験をしてはいけない5つの理由

     

     

    日商簿記とは?

    まずは日商簿記について簡単に説明します。

     

     

    もっともポピュラーな検定

    「簿記検定」にはいくつか種類があり、このうち日商簿記検定は日本商工会議所が主催している検定で、年間60万人もの受験者がいる人気の高い資格です。


    ある調査では、「企業が応募者に求める資格」として、日商簿記2級が第一位になりました。

    簿記は企業活動には欠かせないものであり、その中でも日商簿記は社会的認知度も信頼性も高い資格なのです。

     

     

     

    1級から3級、初級がある

    日商簿記は1級〜3級、初級まであり、経理・会計などの事務職で必要なレベルは2級または3級とされています。

     

    すでに3級を持っている人、または2級まで必要のない人は問題ないですが、最終目標が2級でまだ3級も持っていない場合、併願受験を考える人もいるでしょう。


    まさにわたしがこのケースで、実際に申込み期限のギリギリまで併願受験か2級一本に絞るかで悩みました。

     

     

     

    物理的には併願可能

    日商簿記は2級も3級も同じ日に試験がおこなわれます。午前に3級、午後からは3級の試験があり、制限時間はそれぞれ120分です。


    受験料2級が4,630円3級が2,800円とそれほど高くありません。


    このためスケジュール的にも金銭的にも、併願は難しくないといえます。

     

     

    ではなぜ併願受験をしてはいけないのでしょうか?5つの理由をみていきましょう。

     

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    理由 〇間がもったいない

    2級は3級よりも内容が難しいわけですが、2級の問題が解けるからといって必ずしも3級も解けるわけではありません。

     

    2級と3級は考え方の基本は同じでも、試験範囲が異なります。だから、3級を勉強していても試験前には3級を復習する時間が必要になります。


    試験前の貴重な時間を2級と3級の勉強に分散させなくてはならないため、2級一本に絞る方が効率的です。

     

     

     

    理由◆。影中試験を受けるのは大変

    日商簿記では、午前中に3級の試験、午後に2級の試験があります。


    この両方を受験するとなると、朝から休憩を挟んで1日がかりで試験を受けることになります。試験時間はそれぞれ120分なので、集中力と体力を要します。

     

    学生であれば大したことないと感じるかもしれませんが、試験に慣れていない人や、試験から何年も遠のいている人には負担がかかります。


    これを午前中の3級は練習、午後の2級は本番だと考えられる方にとっては受ける意味があるかもしれません。

     

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    理由 両方に合格する意味がない

    たとえ2級と3級の両方に合格できたとしても、あくまで同じ簿記検定です。

    履歴書には「日商簿記2級 合格」としか書けません。

     

    2級を持っていれば、3級レベルはクリアしているとみなされるため、両方に合格する意味はないのです。

     

    つまり、2級だけ持っていれば良いということです。

     

     

     

    理由ぁ(欷韻鬚けていては受からない

    ここからは実際に勉強していて強く感じたことです。

     

    近年の簿記検定は大幅な範囲の改定があり、検定対策が難しくなっています。2級にいたっては合格率が10数%のキビしい回もありました。


    わたしは併願受験をやめて2級一本に絞ることにしましたが、退路を断つことで自分を追い込むことができました。

     

    例えば、夜遅くまで勉強して睡魔に襲われたときも「もう少し勉強してから寝よう!」と、もうひと踏ん張りできるのです。これが併願だったら「最悪でも3級に受かればいいか」と、3級を受けることが甘えとなり、この頑張りは無かったでしょう。

     

    時間の限られている試験では、こうしたあとちょっとの頑張りの積み重ねが結果を大きく左右します。

     

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    理由ァ―乎耄呂続かない

    日商簿記は2月・6月・11月の年3回、だいたい4ヶ月に一度のペースで検定試験があります。
    つまり、もし併願受験で2級に落ちてしまったら、次回のチャンスは4ヶ月後ということになります。4ヶ月を短いと感じますか?せっかく勉強した内容も、もう一度勉強し直さないと忘れてしまいます。

     

    あなたは4ヶ月後までモチベーションを維持して再受験できますか?


    併願受験を考えている人は、2級合格が射程圏内ギリギリの人が多いでしょう。それなら2級一本に絞って、今、勝負を決めるべきです。

     

     

     

    結局、どちらを受けるべきなの?

    併願がダメなら、2級と3級のどちらを受ければ良いのでしょうか。
    個人的には、併願受験が視野に入った時点で2級一本に絞ることをオススメします。

     

    併願したいと考える理由は、保険をかけたいからですよね。

    試験の申し込み期限は商工会議所によって異なりますが、だいたい試験の1ヶ月〜1ヶ月半前には締め切られてしまいます。

    つまり、試験の1ヶ月前には自分が2級に受かるかどうかを見極めなくてはなりません。


    2級に受かるかどうか…それは誰にも分かりません。実際に合格して感じたことは、「受かるかどうか」ではなく、「必ず受かるんだ」という意志が何より大切なのです。わたしは2級一本に絞ったことで自分を追い込み、合格につなげることができました。

     

     

     

    3級を飛ばしてはダメ!

    ここまで併願受験をせず、2級一本に絞ることをオススメしてきましたが、決して3級を勉強しなくて良いということではありません。

     

    3級の内容は簿記の基本を学ぶ上でとても重要です。

    土台がグラついていては、いくら難しいことを勉強しても身に付きません。

    とくに簿記を仕事で活かしたいと考えている方は、基礎を大事にしましょう。3級から勉強をはじめて、試験は2級のみを受けるようにしてください。

     

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    まとめ

    簿記の試験は年に3回あるので、「今回落ちてしまっても次に受ければいい」と思いがちです。しかしその気持ちが気の緩みにつながります。


    実際にわたしが受験して感じたことは、「この回で受かるんだ」という強い気持ちが何より大切だということです。保険をかけるような中途半端なことはせず、一気に合格を決めてしまいましょう。

     

     


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